映画_ユダ&ブラック メシア 裏切りの代償(2020)_シャカ・キング監督
https://www.youtube.com/watch?v=1qRGZuc1y00
暗殺事件の衝撃の実話を描いたクライム・サスペンス
1960年代後半、アメリカで勢力を伸ばしていた黒人人民主義運動団体
ブラックパンサー党のカリスマ的指導者フレッド・ハンプトン暗殺事件。
何故彼は暗殺されたのか?事件の裏に隠された真相とは。
元窃盗犯からFBIの情報提供者に転じたウィリアム・オニール(ラキース・スタンフィールド)は、ブラックパンサー党のイリノイ支部に潜入し、カリスマ的指導者フレッド・ハンプトン(ダニエル・カルーヤ)に接近する。その政治的手腕で頭角を現しつつあるハンプトンは、J・エドガー・フーバー率いる捜査当局に睨まれる存在だった。ブラックパンサーとFBIの間で巧みに立ち回りつつ、オニールは葛藤する。はたして彼は良心に従うのか。それとも手段を選ばずハンプトンを制圧せよという命令に従うのか。
一年前のアカデミー賞関連作品なのに、日本で公開されず、DVDで発売という謎な扱いを受けた作品。商売上の理由とはいえ、残念すぎる扱いだと感じていた。ついに、Netflixに追加された!
しかし、見てみると、現代の日本人が素直に感情移入できる題材とはなかなか言えない。こういう歴史があった、アメリカの人種差別の歴史はホントに鬼畜である、という勉強の側面が強い
フレッド・ハンプトンのカリスマ性、映画としては分かるが美化はされているのだとは思うのでそこは冷静に見ないといけない。ダニエル・カルーヤの演技は素晴らしかった。それにつけても、白人中心の警官軍団、及び、FBIの上層部はまあ鬼畜。アメリカに無条件に憧れたり美化している人は、この側面を知っておいた方がいい
そんな中で白人刑事役をやっている(やらされている)ジェシー・プレモンス、難しい脇役良くやってるな〜と思った